◎ 貸借対照表にも注意!!
◆ 会計事務所は、従来から 『 税金をいかに抑えるか? 』 (P/L) を中心に考えてきました。 |
(1) | 会計事務所は、お客様からお金を頂いているので、できるだけ税金を払 わないようにP/Lを中心に考えてきました。 |
(2) | しかし、一般的に利益が出ていないと (2期連続赤字決算だと)、金融 機関からの融資が受けられなくなりました。 |
(3) | 一方、最近のデフレ経済下では (1) のようなことを考えるまでもない 程に利益が出る企業は数少なくなりました。 |
◆ 利益(税金)が出ない時代 ・・・・ B/Sにも注意を払う必要あり |
⇒ B/Sの構成がどうなっているか? |
⇒ 特に借入金・貸付金の状況に注意! |
◎「役員借入金」 ・・・ これが、3000万円以上あれば、要注意!! |
の ”相続財産” となります (→ 休業中の会社の場合は?) |
◎「役員貸付金」 ・・・ 無利息貸付等による経済的利益は役員報酬とされます |
貸付内容 | ⇒ | 課税されない為の 利率 | ⇒ | 課税される 経済的利益の額 | |
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@ | 無償及び低利貸付 (一般の貸付) | ⇒ | 法人の借入金の平均 調達金利など合理的 な貸付利率 | ⇒ | 通常利率(※)と 実際の徴収利率 との差額 |
A | 住宅貸付 | ⇒ | |||
B | 災害、疾病等による 貸付 | ⇒ | 合理的な返済期間であ れば無利息でも可 | ⇒ | 課税なし |
(※) 前年の11月30日を経過するときの公定歩合に年4%の利率を加算した利率(但し、これは平成12年1月1日以後の貸付について適用され、平成11年12月31日以前に貸付たものについては、おおむね10%の利率) 《参考》 商事利率:年6% 民事利率:年5% |
◆ 「本業の利益」 が出るように アドバイスする時代・総合力を駆使する時代 ・・・・ 色んな情報 ・ 知識を総動員 |